設備紹介

全自動血球計数器

血液中の赤血球、白血球、血小板の数や、ヘモグロビンの量などを測定する装置です。
これにより、貧血や脱水、炎症といった症状を検査できるほか、血液成分の異常を伴う病気の発見に役立ちます。

血液化学検査器

ごくわずかな血液サンプルで血液内の化学物質を速やかに測定できる検査機器で、腎臓、肝臓といった臓器の機能を調べ、病気の早期発見などに役立てられています。
酵素や体内の代謝物質、CRPなどだけでなく、20以上の項目を同時に検査することが可能です。また、従来のものより、短時間で検査結果を出すことができます。

電解質分析装置

血液/尿を分析し、電解質を測ることができます。

尿化学分析装置

尿中の血液量、pH、タンパクなどについて検査できます。
腎疾患の重症度の指標となる尿タンパク/クレアチニン比も調べることができます。

デジタルX線診断システム

X線検査で、骨や関節に加え、心臓や肺、肝臓や腎臓といった諸臓器を調べることができます。
コンピュータで画像処理することにより、従来のレントゲン撮影よりも画像の解析が容易にできます。

全身麻酔器

検査や手術の際に麻酔が必要な場合に使います。酸素濃度や麻酔深度を調節することが可能です。

半導体レーザー

半導体レーザーは、ダメージが少なく傷の治りの早い手術、炎症を抑える治療です。出血などの身体への負担を大幅に抑えつつ、光のエネルギーで様々な治療を行える機器です。
創傷治療や歯周病の治療、緑内障の緩和治療に加え、小さな腫瘍なら全身麻酔をかけずに取ることもできます。

超音波診断装置

超音波診断装置では、レントゲン検査では調べにくい血流や症状を詳しく検査することができます。
臓器の形や働き、血の流れに加え、肝臓、胆嚢、前立腺や子宮といった諸臓器の症状をはっきりと映し出すことができます。

生体情報モニター

体温、血圧、心電図、動脈血酸素飽和度、吸入麻酔薬濃度、終末呼気二酸化炭素濃度などを観察できます。
生体情報モニターで得られた情報は麻酔管理に役立てられます。

ICU装置

呼吸困難な動物や術前・術後で弱っている動物の管理に使われるケージです。集中治療室とも呼ばれ、ケージ内の環境を最適化することで重篤な症状の動物の回復を助けます。
ケージ内の室温や湿度は自動で制御され、高濃度酸素の供給で呼吸を楽にします。また、ケージ内の空気は減菌処理されます。異変にいち早く気付けるように、扉は透明になっています。

マイクロエンジン

骨や関節などの整形外科手術に使われる道具を動かすエンジンです。
犬・猫の抜歯処置の際に、歯を分割する処置にも使用します。 これを使うことで、よりきれいに骨を削ったり切除したりすることができます。

高圧蒸気滅菌器

手術道具などを減菌する機器です。
熱湯煮沸に耐性がある菌も、高圧・高温で殺菌することができます。

眼圧測定機

緑内障は、治療が遅れると失明する可能性もある病気です。
眼圧測定器を使うことで、緑内障をすみやかに発見し、ペットの苦痛を軽減し、早期治療を施すことができます。

超音波スケーラー

人間と同じように、動物にも歯周病対策が必要です。
通常の歯磨きで歯石を取り除くことは困難ですが、超音波スケーラーを使用することで歯石を除去することができます。
スケーラーのあとは、歯の表面を滑らかにするポリッシング処理を行います。

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