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鳥の部屋 2016年2月アーカイブ

オカメインコ ①生活・健康管理 

 先日、所属している鳥類臨床研究会の東京セミナーに出席してきました。

・ シード食とペレット食
・ オカメインコ学
・ 救命救急医療
・ 猛禽類、野生復帰への一歩

その中から身近な話題・・・
  オカメインコ (阿亀鸚哥) : ① 生活・健康管理 編

病院にも、間もなく1年になるルチノー種のオスがいます。一緒に生活している中で感じる事、
今回のセミナーで学んだ事等を、数回に渡ってお伝えしていこうと思います。 

鳥かご    縦長で丸より (尾羽が長い)、全長30センチ・高さ60センチ以上
        扉はギロチン式かロックができるもの(逃走事故好発種!)

止まり木   木 (齧っても良いように中毒性のない木材で) 
        太さは、爪がかかる様に合わせる。
         ※ ヤスリ付きは× 。爪は削れないばかりか、足底が削れてしまいます!
            趾瘤症の原因に。 これも注意

水入れ   消毒可能な素材 (口内炎好発種)
エサ入れ  肥満防止に浅底(少量を与えやすい)

その他   おもちゃは誤食事故が多いので、見ていないときは原則入れないのが好ましいです。
        巣や巣材も、繁殖関連疾患が非常に多いので入れない様に。

生活面

放鳥  健康増進のためにもしたほうが良いと思っています。
     逃走事故が多いので、飼い主がしっかり窓、ドアを確認することが大切です。
     逃走を防ぐ目的で羽のクリップ(風切り羽をカット)をされることがあるようですが、運動不足  
     の解消や事故の防止(揚力はあっても推進力を失うためにコントロールがうまくいかず激突
           事故が多い) といった観点から、オカメインコ以外の種類においてもおすすめしていません。

日光浴 一日に15分以上(ガラス窓を開けて、カゴごと。見張りを忘れずに)

健康管理    毎朝体重測定 体型を確認 食事量確認              
       日々の管理が大切です。馴れてしまうと毎朝のお世話 時間にさっと出来てしまいます。                             (我が家のオカメは、自分でキッチンスケールに乗って                             くれます。OKの掛け声で去っていきます。賢い!)  

 嘴       健康体であれば、カットの必要なし (通常は、上下のすり合わせ スリスリすることで摩
         耗します。咬耗種といいます。
         何らかの病気が原因で嘴の質が低下すると柔らかくなることで摩耗しなかったり、
         過長したりと異常が。)→定期的に削ります。  

   木にとまる→摩耗 します (本来爪切り必要なし。不適切な止まり木や握力低下で過長し                      たらカットします。) 短くしすぎると、鼻掃除ができなくなります。
   
愛鳥の飼育環境を今一度チェック してみましょう    
        次回は とても大切な食餌 挿餌と成鳥のペレットについて です 



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これからは、鳥の診察時間のご案内や鳥さんの情報はこのページを通して
発信していく予定です。

 本日以前の鳥さん情報に関しては、院長ブログと梅本獣医科からのお知らせのページに
 掲載されて居ります。
                            宜しくお願い致します。    梅本 千聡
 

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